体育館での運動会。明るいレンズが欲しくなった。
こんにちは、ゆう(@yu_log05)です。
長女の運動会がありました。
本来は園庭(屋外)で行われる予定でしたが、当日は雨天だったので小学校の体育館にて開催されました。
X100Fはいいとして、XC50-230で撮影できるのか…。不安でしたが撮影してきました。
体育館開催ということでどの写真も多数の園児、保護者が写りこんでしまっていたため載せられる写真がほとんどありませんでした…。
使用機材
FUJIFILM X-T2
FUJIFILM XC50-230mm F4.5-F6.7 OIS
FUJIFILM X100F
X100Fについて
X100Fは35mm判換算で焦点距離35mmと、やや広角です。
競技をしておらず、子供が近くにいる場合は広角〜標準の画角が必要です。
そこで標準画角の担当をX100Fにしました。
といっても今年は運動会終了まで近くに来ることがなかったので、次女と妻のスナップがメインの撮影になりました。
XC50-230mmについて
運動会と言ったら望遠レンズですよね!
競技中は離れたところから写真を撮らなければいけないため、望遠レンズが必要になります。
XC50-230のAF速度はそこまで速くはないのですが、一度合焦すると追従してくれるのでピントが合わない!ということは少なかったように感じました。
屋外での撮影だとISO感度もそこまで高くならずにノイズの少ない写真を撮れるだろうなと思っていましたが、今年は体育館。
競技中はシャッター速度を稼ぎたいのでISO感度が~12800と高くなってしまいました。
さすがにISO12800だとざらついてお世辞にも綺麗と言える画質ではありませんでした…。
室内で行われる運動会の場合はXF50-140が最適でしょうか。
運動会で必要な焦点距離
35mm換算で35mm~300mmほどあれば、満足のいく写真が撮れるように感じました。
屋外で行われる運動会だと暗めのズームレンズでも綺麗な写真を撮れますが、雨天など屋内で行われる場合は明るいレンズが必要になります。
といっても明るいズームレンズ(XF50-140)はお高いのでたまにしか使わないようであれば購入もためらってしまいますよね。
もし近くに普段屋外で使用するのにXC50-230を購入し、屋内撮影がある場合にはレンズレンタルをするのがおすすめです。
便利ズームがあれば一台で様々なシーンを撮影できます
富士フィルムにはXF18-135mmという35㎜判換算で27-206mmの画角をカバーするレンズです。
F3.5-5.6と暗いのが難点ですが、これ一本あれば子供が近くにいるとき、競技中全てのシーンにおいてレンズ交換をすることなく撮影することが可能です。
もし、カメラ一台で済ませたい場合はXF18-135が便利だと思います。
来年の運動会はどのような装備で臨むか
私は今年と同じくように標準画角はコンデジで、競技は一眼(望遠ズーム)で撮影をしようと思います。
もし、何かの縁でXF18-135を入手する機会があればそのレンズ一本んで臨むこともあり得るかも…。
XC50-230mmレビュー!安価でも侮れない!
こんにちは、ゆう(@yu_log05)です。
Xマウントの望遠ズームレンズのFUJIFILM XC50-230mm F4.5-F6.7 OISが予想以上に良かった!ということで紹介したいと思います。
富士フィルムXマウントの望遠ズームレンズ
XC50-230mm F4.5-F6.7 OIS
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
以上の4種類のラインナップとなっています。
上から順に価格が高くなっています 。
基本的にレンズの性能は価格に比例して向上します。そして重量も増していきます。
私のメインの被写体である子供の撮影では
AF速度(常に動き回る子供にピントを合わせる)
レンズの明るさ(大きなボケで子供を目立たせる、室内行事でシャッター速度を速くできる)
防塵防滴(水辺で遊ぶ、雨天時の撮影)
が重要です。
特にAF速度が速くないと、常に動いている子供にピントが合った写真を撮影することが出来ません。
せっかく子供の写真を撮るのにピントが合わずボケボケの写真になってしまうと悲しいですよね。
明るいレンズ(F値2.8以下)を使用することで暗い室内でもISO感度を大幅に上げることなく速いシャッター速度で撮影することが出来ます。
すると、室内行事での撮影もブレることなく撮影することが出来ます。
そのため、子供の撮影をする際に一番おすすめなのはXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRです。
しかし、私は単焦点ばかり使っていて望遠ズームを使用する機会が少ないので一番安価なXC50-230mm F4.5-F6.7 OISを購入しました。
XC50-230のメリット、デメリット
XC50-230mmのメリット
安価
最大撮影倍率が0.2倍
軽い
まず何と言っても安いです。XCのレンズにはⅠ型とⅡ型がありますが、Ⅰ型の中古なら20000円程という安さです。
また、撮影倍率が高いので、上で挙げた4本の中で一番近づいて撮影することができます。 子供を撮影しようとするとどんどん近づいて来てピントが合わないということもあるかもしれませんが、XC50-230mm F4.5-F6.7 OISだと、他のレンズに比べて近づかれてもピントが合いますので、子供の撮影におすすめできます。
重量もとても軽いのでバッグにポンと入れておいても重さを感じないのはメリットと言えると思います。
XC50-230mmのデメリット
AF速度が遅い
プラボディで耐久性に不安
防塵防滴じゃない
絞りリングがない
価格が安いので仕方ないことであるのですが、AFの初速は遅いです。
体感的に、速いレンズはシャッターボタンを押してから「ピッ」とAFが合うのに対して、「ジーーー、ピッ」といった速度です。
レンズ鏡筒とマウント部がプラスチックなので耐久性には不安を覚えるかもしれませんが、その分重量が軽くなっています。
防塵防滴でないので、雨天時や水回りでの撮影ではレインカバーなど何かしらの対策が必要です。
安価でも写りは悪くない
解放での描写が甘く感じますが、子供やポートレート、花の撮影では柔らかい雰囲気を出してくれるのでいい雰囲気の写真を撮影することができます。
風景などの撮影では絞ればある程度解像します。
公園で遊ぶ子供をAF-Cで追いかけましたが、初速こそ遅いものの一度ピントが合うと、ずっと追い続けてくれました。
XC50-230mmをオススメ出来る方
- 子供を連れて出かけるなど荷物少なくしたい方
- 望遠の使用頻度が低いけどとりあえず持っておきたい方
- XF55-200mmが重く感じた方
です。運動会シーズンですが、まだ望遠レンズを持っていない!という方には特におすすめです。
このレンズから望遠ズームレンズを使用してみませんか。
Ⅱ型と比べてⅠ型のの方が価格によるメリットが大きいと感じましたので
今回はⅠ型の紹介をさせて頂きました。
実写レビューは後日アップしますのでお楽しみに!