きれいな字の書き方?私が思うこと
こんにちは、ゆう(@yu_log05)です。
先日、きれいな字を書くにはどうしたらいいのか聞かれました。
10年ほど書道を続けた結果なのか、私の字は周りの方から見るときれいな字らしく、たまにこのようなことを聞かれます。
硬筆(ペン)は練習したことがないので、筆を使って行う私なりの上達法をお伝えします。
ゆっくり丁寧に書く
字を書こうとすると意識せずとも自分のスピードで筆が進むと思います。
しかし、自分のスピードで筆を進めて行くと正しい場所に筆を置くことが出来なくなり文字全体のバランスが崩れてしまいます。
これを直すためには、意識してゆっくり書くことが重要だと感じています。
慣れるまでは一筆一筆休みながら筆を進めてもいいいんです。
何事も焦らないことが大事です。
字の形を覚える
日常生活の中で字に触れないことはありません。
しかし、その字はパソコンやスマートフォン、テレビ、新聞、本などに表示されているデジタル的な字です。
そこに人間の「意思」は含まれていません。文章としては活きているかもしれませんが、字としては死んでいるように思います。
字には人それぞれの特徴や、そのときの感情が現れます。
…なんだか宗教みたいですね(笑)
字をきれいに書くということは絵を描くことと一緒です。
書きたい字をひたすら観察して、線はどこにくるのか、どこでどう交わるのか、どの角度で線が進むのか、どこではねるのか、左右のバランスはどうなっているのかなど様々な角度から観察することでその字について知ることが出来ます。
すると、自分が次に筆を置く場所はどこが正しいのか、次はどう筆を進めたらいいのかがわかってくると思います。
ひたすら書く
ひたすら書く。書いて書いて書きまくる。
お手本を横に置いて模写するでもいいのですが、最初はお手本を紙の下に敷いて上からなぞることをおすすめします。
そうすることで、失敗する確率がぐっと下がります。
どこで曲がるか、どこで止めるのかなどゆっくり書き進めながら観察していきます。
ある程度書いて慣れてきたらお手本を横に置いて模写を始めます。
書いたあとはその字を見直して、どこが悪かったのか自分で筆入れをしてみます。
これを続けていると次第にその字が自分のものになっていくと思います。
楽しむ
ひたすら字を書いているとそのうちお絵かきのようにとても楽しくなってくると思います。
例外の方もいるかもしれませんが、私は楽しかったですし、現在も字を書くことは大好きです。
筆の場合は筆によって書き味がや筆のしなりが全く違うので、様々な筆を使用して字を書くとより楽しみが増します。
個人的に一押しなのは馬毛の筆です。しなりが強いので書いている実感が強く湧いてきますよ。
まとめ
- 字を書くときはゆっくり焦らずに
- よく観察する
- いっぱい書く
- 楽しむ
文字によって全体的にみると三角形や逆三角形、四角、丸などのバランスがあるので、そこに注意して観察するとより気付きが多いと思います。
書くときは基本的には縦線を太く、横線を細く書くことで字をきれいに見せることが出来ます
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